石川県輪島市では、自衛隊による救助作業が本格化している。6日午前10時すぎには、沿岸部の大沢地区にいた家族連れなどを乗せた自衛隊のヘリが、市中心部に到着した。
金沢市から実家に帰省していた新田千尋さん(34)は「電波がなかったので、外のことは何も分からなかった。家のことを手伝ったり、ラジオを聞いたりして、何とか紛らわせていた」。夫の和広さん(40)は「真っ暗な中での余震は、子どもたちも怖かったと思う。命があることが救いです」と胸をなで下ろしていた。(関田航)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル